読売新聞記事に対する公式見解

2014年5月18日の読売新聞朝刊1面および同5月24日読売新聞社説に掲載された、歯科における院内感染懸念の記事について

歯削る機器、滅菌せず再使用7割…院内感染懸念!

記事にあるような院内感染の可能性に関しては、当会では会設立当初からそのような危険性について会員に情報提供を行ってまいりました。

現在では、当会の「理念と使命」において「安心・安全な歯科医療のために院内感染防止対策の普及につとめる」ことを掲げております。

具体的には、公的に院内感染防止対策がなされていることを確認できる「歯科外来環境体制加算」の施設基準を取得することを推進しており、歯科医療情報推進機構 歯科安心安全対策協議会と連携をとりながら進めているところです。

会員は、今後も安心・安全な歯科治療の提供を継続し、さらには、そのことを患者さんにわかりやすく伝えるために「歯科外来環境体制加算」の届け出や歯科医療情報推進機構の認証を受けるようお願いいたします。

 

国際歯周内科学研究会 代表理事 津島克正