ガイドライン

■ 患者さん説明

歯周内科治療において、位相差顕微鏡・リアルタイムPCR検査にて診査、診断することが重要である。
その際、患者に以下について説明すること

  1. 現在の口腔内の菌の状態
  2. 治療方法
  3. アムホテリシンBシロップについて
  4. アジスロマイシンについて
  5. 定期検診における歯周病管理について

以上を説明の上、同意書にサインするのが望ましい。


■ 混合診療について

2008年に定められた厚生労働省のガイドラインより

  1. 歯周病治療においてアムホテリシンBシロップをうがいや歯磨きに用いた場合、 一連の歯周病治療はすべて自費診療となる。
  2. また、保険診療の中で、アムホテリシンBシロップを販売あるいは無料配布した場合は混合診療となる。
  3. 歯周病治療以外の治療に関しては、自費により歯周病治療中においても保険で治療可能である。
  4. 自費による歯周病治療にて完治し、治療がいったん終了し、その後患者が保険診療にて治療、歯石除去などを希望した場合は保険での治療を行わなければならない。

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