一般社団法人 国際歯周内科学研究会 第11回 福岡総会・学術大会のご報告
2013年4月20日(土)・21日(日)両日、総会に関連する各種行事を行いましたのでご報告します。
場所はいずれも福岡中小企業センターです。
2013年4月20日 総会前日
「認定医取得セミナー開催」
歯周内科治療を安全・確実に行うのに必要な知識を網羅的に身につける事を目的として「認定医取得セミナー」を開催しました。
講義の後、講義内容に関する試験を実施し知識の確認を行いました。多くの先生方が非常に熱心に受講・受験して下さいました。
試験に合格した先生方は、症例研究を行い認定申請に進む予定となっております。
当会の認定の特徴は、歯周治療に関連した検査としてリアルタムPCR法の実施を必須項目としている事です。歯周ポケット内の歯周病関連菌群に対して生化学的な定量検査を行い、その結果を診断・治療に活かす事ができる歯科医師の養成が重要であると考えるからです。
なお認定を受けた歯科医師は本ホームページ上に氏名を掲載いたします。
「2013年総会 前日懇親会」
下記総会の前日懇親会を福岡中小企業センターにて開催いたしました。総会の演者、当会の名誉会員および特別会員、総会参加者など多くの先生方にお集まりいただき和やかにご歓談いただきました。
2013年4月21日
「一般社団法人 国際歯周内科学研究会 第11回 福岡総会・学術大会」
上記総会を福岡中小企業センターにて開催いたしました。
160名を超える参加者を得ました。
「病因論で語るClinical Periodontology」
大阪大学予防歯科分野教授 天野 敦雄 先生
歯周病関連菌の代表であるP.gingivalisについての最新知見をご講演いただきました。
「口呼吸と病巣炎症について」みらいクリニック 今井 一彰 先生
内科医から見た口腔内感染についてお話しいただきました。
報告「PCR検査から始まる歯周内科の今後の展開」生田図南
リアルタイムPCR検査の導入で、歯周内科治療における診断・治療の体系が次のステージへとステップアップしようとしています。歯周内科の未来像、当会の活動方針についてお話ししました。
報告「PCR検査を用いた新しい歯周内科治療の実際・プロトコール」 塚本高久
リアルタムPCR検査をどのように臨床に活かすのか。基本となる考え方、様々な考察をお話しし、チェアサイドでの診断・治療をどのようにしていけば良いのかを会員に向けて提示しました。
認定医証書授与式
認定衛生士証書授与式
集合写真