9月8日・9日生田コース 10日松戸歯学部特別講義 生田コース

9月8日9日生田コースを東京の都市センターホテルで開催しました。主催は(株)ササキさんです。参加された方は、新規の方が10名で、再受講の方が2名でした。皆さん、東京都内の方ではなく、関東一円からお集まりいただきました。質疑応答等も活発で非常に熱心に聴いていただくことが出来ました。

頂いたアンケートもすべて、非常に良かったという事でほっとしております。今回は、特に歯周内科のお話の中でリアルタイムPCR法のお話を多くしました。これからの歯周病治療にとってリアルタイムPCR法による歯周病菌のDNA診断は欠かせないものになってくると思われます。生田歯科医院でも有効に利用しております。

INDIANA大学講習会

生田コースが終了した後、東京駅の八重洲口の会議室において、インディアナ大学の臨床教授になるための講習会を受講いたしました。日本のインディアナ大学のインプラントコースの責任者であるインディアナ大学名誉教授の押田良樹先生からの面接をうけ、今後のインディアナ大学の授業についての注意事項を受けました。非常に厳しいもので、4年間のインディアナ大学のコースを必ず休むことなく受講しないといけません。一回でも休みを入れてしまうと留年という事になるそうです。

来年の講習会や、色々な予定が、もうすでに決まっておりましたので急いで日程変更等を行いました。とにかく、インディアナの臨床教授を取得すべく頑張っていこうと思っております。

津島雄二元厚生大臣と会食

その講習会が終了後ただちに、銀座の方に移動して、研究会の代表理事になりました津島克正先生と一緒に、津島雄二元厚生大臣と奥様の園子様との会食に望みました。

今回の会食の目的は、10月の27日28日開催する日本口腔感染症学会に来賓としてご参加いただくことのお願いと、レセプションにおけるご挨拶をお願いするという事でした。

津島雄二先生は元衆議院議員で、長く日本の国政を支えてこられた方であります。歯科の現状や問題点についていろいろなお話ししましたが、歯科治療は外科処置が多いにも関わらず、除菌という観念・考え方がないという事について非常に驚かれていました。医療であれば、感染している菌を除菌する、若しくは菌を少なくして外科的な処置を行うのは当たり前の事ではないかという事で、そういうことが、なされていないという現状について非常に驚かれて、早急に改善していくべきではないかということを言っていただきました。

厚労省にもそういう働かきかけをしていただけるように確約をしていただきました。本当に、素晴らしい時間を与えて頂きまして、誠にありがとうございました。

松戸歯学部特別講義

9月10日月曜日、午後4時半から、日本大学松戸歯学部において、特別講義をしました。お誘いいただいたのは、歯周病科の小方頼昌教授です。教授のお誘いで、歯周内科について是非講義をして頂きたいということでした。松戸歯学部との関わりは、生化学・分子生物学教室の安孫子先生のもとで、研修生として5年間通わせて頂き7月2日に日本大学の学位を取得させて頂いたという経緯があります。

学位論文の審査をしていただいたのが、小方先生です。その時に色々とお話をして、是非松戸の方でも、特別講義をしていただきたいという事になったわけです。歯周病科の先生からお誘いを受けるというのは、非常に光栄なことであり、当日は朝から、1時位までホテルの部屋で発表内容の最終確認をしました。大学で講演をするという事で不安でしたけども、「信じるのは自分自身の患者さんの口の中で起こった現象だけである」という信念で講義に望みました。各科の先生や大学院生、そして歯周病科の先生方も多数参加して頂いて、お話をさせていただきました。90分間が本当にあっという間という感じでした。非常に熱心に聴いていただいてホッとしました。また、約30分間非常に熱心な質疑応答することが出来ました。

そのあとで、歯周病科の先生方と懇親の場を設けていただきました。3時間ほど私がやっているさまざまな治療の事について色々な質問を頂きました。若い先生方と楽しい時間を過ごすことが出来、とても楽しかったです。皆さん本当に熱心に勉強していらっしゃったので、これからの日本の歯科はもっともっと良くなると感じました。素晴らしい時間を与えて頂いた小方先生に心より感謝申し上げます。